静岡県は犬連れに優しい、そんな印象があります。
トイプードルのプーちゃんを連れて、熱海へ一泊旅行です。
さあ、どうなることやら。
行ってみよー!
当日は午前10時前に家を出ました。
駅までお散歩がてら、オシッコとウンチも無事に済ませることができました。
安くて、速いルートで行きました。ワンコはリュックの中で疲れちゃうからね。
東京方面からなら、JR東海道線はアクティーを使うと時短できることが多いようです。グリーン車でなければ、通常のJR料金で乗ることができます。片道大人2000円かからずに行くことができます。
お昼過ぎに熱海に着きました。
熱海駅到着
観光案内所で、行きたい場所について教えてもらい、割引券があれば忘れずに必ずもらいます。観光地の割引券は、こちらから聞かないと、意外と教えてくれません。
コインロッカーの場所を聞き、着替えなどはロッカーに入れて行きます。犬連れには、余計な荷物は少ない方がよいです。
駅前のファミリーマートで、おにぎりと飲み物を買いました。駅ビルの中には、Newdaysやお弁当屋さんもありました。
「お宮の松」へ
尾崎紅葉(1867~1903)の恋愛新聞小説「金色夜叉」の一場面の松の木と銅像があります。どういう場面かというと、
間貫一のいいなずけだったお宮がお金に目がくらんで、他の男の人と結婚してしまいます。熱海の河岸で再会し、怒った貫一は
「宮さん、アイや、お宮。ダイヤモンドに目がくらみ、よくも、よくも僕を裏切ってくれたな。」
「貫一さん。」
よよよと泣き崩れて貫一の足元にすがりつくお宮。
「離せ。この売女(ばいた)め!お前とは今宵かぎりだ。」とお宮を足蹴にします。
「貫一さん、別れろ切れろは女のときに言う言葉。今の私にはいっそ死ねと言ってください。」
という有名な場面です。
あまりにも有名すぎて、よく考えたことがなかったけれど、いかなる理由があるにせよ、男が女を足蹴にするなんて、今ならDV(ドメスティックバイオレンス)ですね。
この小説の場面となった場所に一本の大きな松の木があります。(1枚目の写真の左に見える松)現在の松は二代目で、一代目は「羽衣の松」と言われていたそうです。
お宮の松の場所は、熱海駅から海岸へ向かって徒歩約15分の所にあります。海をバックに国道沿いにあります。「お宮の松」というバス停もあります。熱海駅からバスで行くこともできます。車は停められません。
プーちゃんには、お宮の松のことはわからないけど、記念にパチリ。
「よよよ。(笑)」
近くに寄ると、歌が流れます。
行く途中、道に迷って散歩中のおじいさんに連れてきてもらいました。こんなことも旅の醍醐味ですね。
明日は、このあとに乗ったロープウェイと熱海城のお話です。お楽しみに!
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